パレットローラー
60ピッチと43ピッチ
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60ピッチ
標準タイプ
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43ピッチ
細かいピッチで、プリフォームの積載、重量物、田の字型のパレットでも、スムーズな積載ができます。
パレットストッパー
荷物の落下防止に新型パレットストッパー バックアップストッパー登場!
油漏れがなくなりました
2007年(平成19年)以降、戻り配管システムの導入によって油漏れがなくなりました!
シリンダーボックス戻り配管
オーバーフローの油は戻り配管を通じてタンクに戻ります(矢印部分)。気密性の高いシリンダーボックスが外部へ油を漏らしません。
パワーユニットバイオオイル使用
軽量・コンパクトなステンレス製BOXにセット。
防雨・防水・防錆対策も完璧です。2013年(平成25年)マーキングリニューアル。
バイオオイル
生分解率95%以上
自然界に排出されても生分解が高い環境に優しいオイルです。微生物により分解されて、二酸化炭素と水になります。
エコマーク認定の生分解性オイルです。
この生分解性油圧作動油は、高い生分解率と低い急性毒性を有しています。
また、耐摩耗性、熱酸化安定性が非常に優れており、厳しい潤滑条件下でも使用可能であり、高引火点で 抗着火性のあることから、安全・防火対策としても使用可能な油圧作動油です。
シールや金属材料との適合性の点で、鉱油系作動油からの切替が容易であることから、 ISO14000に代表される環境マネジメント対策に適しております。
特徴
- 生分解性基油は、微生物により分解されて、二酸化炭素と水になりやすい基油です。
- 油圧機器の寿命を伸ばす優れた摩耗防止性を有しています。
- 長時間の使用にも耐える熱・酸化安定性を有しています。
- 鉱油系の油圧作動油に比べ高い引火点を有しています。
- 油圧システムの効率を高める高い粘度指数を有しています。
- 油圧機器の金属材料に対して優れた耐食性を有しています。
- パッキンなどのゴム材料は鉱油系油圧作動油と同じものが使用できます。
用途
建機、農機など、河川、湖沼、海、土壌などに影響を与えるおそれのある機械の油圧装置に適しています。
油圧式パレットローラー特徴
項目 | 仕様 | 特徴 | 備考 |
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駆動方式 | 油圧シリンダー方式 |
環境マネージメントに適応したバイオオイルを標準充填。 |
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ローラーピッチ | 標準:60mm オプション:43mm |
ピッチが小さいので、滑りもスムーズ。 オプション仕様の43ピッチは、最小ピットで、田の字型パレットや重量物等にも最適です。 |
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樹脂ローラー | ローラー幅:90mm |
樹脂ローラーの採用で、軽量、耐食、耐水、耐衝撃性に優れています。 ボールベアリングの採用でスムーズなパレット移動を実現します。 ローラーは巾広タイプで、樹脂パレットも動きが滑らかです。 |
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リフト上昇量の調整 | ローラーの上昇量調整可能 |
ローラー上昇は微調整が可能です。傾斜地等でご使用になる際は微調整操作をお勧めします(ローラーをすぐに下げられるよう、パレットが動かせる分だけローラーをわずかに上昇させての使用ができます)。 ローラーの下降はタイマー回路により、ワンタッチで自動下降します。 埋め込み型の室内スイッチが標準装備です。 |
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ローラーストッパー | ローラーの後端部に装備 |
パレットローラーの後端部に手動式のストッパーを標準装備。 未使用時は、ローラーレール内に格納(ストッパー裏面色はシルバー)。 展開時は、視覚的にも後端位置の確認できるようカラー塗装を行っています(黒と赤のローラーの場合:黄色塗装、黄ローラーの場合:赤色塗装)。 |
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自動パレットストッパー | パレットの落下事故防止用に標準設定 |
電磁バルブの使用で、ローラー上昇のスイッチ操作に合わせストッパーが自動的に浮き上がり、ローラーストッパーの掛け忘れによる落下事故を防止します。 ストッパーの解除は、ローラー上昇後にプッシュロットを押してワンタッチ操作で解除できます。解除後は自動積込も対応可能です。 |
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パワーユニットBOX関係 | ステンレス製 |
防錆性の高いステンレスが標準仕様です。 |
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警告ランプ/キャブ内スイッチ | 赤色パイロットランプ/各車両に合わせたスイッチ |
キャブ内スイッチ採用により、いたずら防止に役立ちます。 キャブ内警告ランプによりローラーの下げ忘れを確認できます。 |
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オプション
項目 | 仕様 | 特徴 | 備考 |
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下げ忘れ防止スイッチ | マグネットスイッチ方式 |
万一スイッチによる下げ操作を忘れていても、安全対策で観音扉を閉じれば自動でローラーが下がります。 |
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レールカバー | 軽量なアルミ製 |
レールの上に載せるだけでローラー部分がカバーできます。 |
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バックアップストッパー | 上昇制御スイッチ付き |
後方からのフォークリフト作業時に、パレットをトラックの床面後端部から約90mm突出させることができます。トラック後面への接触を防止でき、フォークリフト作業がスムーズに行えます。 先開き扉側のストッパーが格納されているとローラーが上昇しないよう制御スイッチを標準設定。更なる安全性向上に役立つ装備です。 |
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室外スイッチ・リモコンスイッチ | 車両後部側面に取付 |
車両後部をプラットホームに接しての荷役作業の際に役立つ装備です。室外での操作性に優れています。 |
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上昇時警報ブザー | キャブ内に取付 |
ローラーが上昇していることが音により確認できますので、下げ忘れ防止に役立ちます。 |
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左右2分割式仕様 | 左右のレールを別操作 |
4列仕様の場合、左2本と右2本のレールを別々に上下操作できるので、更なる荷役作業の安全性向上を図れます。 また、標準仕様同様に全列同時操作用のスイッチも装着しています。 |
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千鳥型レール配列仕様 | 隣接するローラを30mmずらした仕様 |
ローラーの取付位置を30mmずらすことでパレット裏面との非接触間隔を最小に抑えることができ、よりスムーズなパレット操作ができるようになります。 ローラーの凸凹のタイミングとパレット接地部がずれるので、パレット移動時の引っかかりが抑制できます |